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進行度によって3段階に分けられます

1)単純網膜症
長い間、濃度の高い糖にさらされることで毛細血管が壊れ始め、コブができたり(毛細血管瘤:もうさいけっかんりゅう)、出血したりします(点状出血)。また、壊れた血管から血液や血液の成分(たんぱくや脂肪など)が漏れ出します。

2)増殖前網膜症
血管の障害が繰り返されることで血管壁が厚くなって、血管が狭くなったり、詰まったりして(血管閉塞:けっかんへいそく)、血液が網膜に流れなくなります(虚血:きょけつ)。

3)増殖網膜症
虚血になると、網膜では新しい血管が作られ(新生血管)、硝子体(しょうしたい)まで伸びて、血液や酸素を取り込もうとします。新生血管はもろく、壊れやすいので、硝子体で出血を起すこともあります。また、硝子体内にできた増殖膜が収縮して硝子体と網膜を癒着させ、網膜を引っ張り網膜剝離(もうまくはくり)を引き起こすこともあります(牽引性【けんいんせい】網膜剥離)。

糖尿病網膜症

病期とは関係なく生じる「黄斑浮腫」

糖尿病黄斑浮腫は、糖尿病網膜症の合併症として黄斑部がむくむ(浮腫)病気です。網膜症の病期に関係なく発症し、その進展に伴って発症の危険性も高まります。
糖尿病黄斑浮腫は最初は小さなものですが、やがて黄斑の中心部にまで浮腫が及ぶと、著しい視力障碍が生じます。
糖尿病黄斑浮腫は、黄斑部に血液成分が漏れ出すことによって起きます。
糖尿病黄斑浮腫では、視野の真ん中が影響を受けます。進行に伴ってさまざまな症状が現れますがもっとも多くみられるのが「かすみ眼」です。そのほか、視力の低下、変視症、コントラスト感度低下等があります。

平成24年の国民健康・栄養調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」950万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」1,100万人を合わせると、糖尿病にかかっている人は、全国に2,050万人いると推定されています。
一方、網膜症にかかっている人は、約500万人にのぼると推定する報告があります。

糖尿病と眼の疾患について詳しく理解したい方は『糖尿病黄斑浮腫ドットコム』(ノバルティス社作成)をご覧ください

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※糖尿病黄斑浮腫ドットコムより抜粋

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